栄養コラム

#101 夏バテを防ぐ食事のコツ ~暑い夏を元気に過ごすための栄養ポイント~

夏バテを防ぐ食事のコツ

~暑い夏を元気に過ごすための栄養ポイント~

暑さが厳しくなる7月は、「食欲がない」「疲れが取れない」「なんとなくだるい」と感じる方が増えてきます。これらは夏バテのサインかもしれません。

夏バテは、暑さによる体力の消耗だけでなく、水分や栄養不足、冷房による自律神経の乱れなどが重なることで起こります。毎日の食事を少し意識することで、夏を元気に乗り切ることにつながります。

夏バテの原因

夏バテには、次のような原因があります。

  • 暑さによる食欲の低下
  • 汗をかくことで水分やミネラルが失われる
  • 冷たい飲み物や食べ物の摂り過ぎによる胃腸の疲れ
  • 室内外の温度差による自律神経の乱れ

これらが重なると、疲れやすさや食欲不振、睡眠の質の低下などにつながります。

夏に意識したい栄養素

① たんぱく質

筋肉や免疫力を維持するために欠かせない栄養素です。

おすすめ食材

  • 鶏むね肉
  • 豚肉
  • 豆腐
  • 納豆

② ビタミンB群

糖質をエネルギーに変える働きを助け、疲労感の軽減にも役立ちます。

おすすめ食材

  • 豚肉
  • 枝豆
  • 大豆製品
  • 玄米
  • うなぎ

③ カリウム

汗で失われやすいミネラルの一つで、体内の水分バランスを整える働きがあります。

おすすめ食材

  • トマト
  • きゅうり
  • バナナ
  • スイカ

食欲がない時の工夫

暑い日は無理にたくさん食べようとせず、食べやすい工夫を取り入れましょう。

例えば、

  • 冷やしうどんやそうめんに卵やサラダチキンを添える
  • 豆腐や納豆を組み合わせる
  • トマトやきゅうりなど旬の野菜を加える
  • レモンや梅、酢などを使ってさっぱりと仕上げる

主食だけで済ませず、たんぱく質や野菜を組み合わせることがポイントです。

水分補給も忘れずに

のどが渇く前に、こまめな水分補給を心がけましょう。

基本は水や麦茶で十分ですが、たくさん汗をかいた時には、適切に電解質も補給することが大切です。

また、一度に大量に飲むのではなく、少量ずつこまめに飲むことで体に吸収されやすくなります。

管理栄養士からひとこと

夏バテ対策で大切なのは、「しっかり食べること」ではなく、「必要な栄養を無理なく続けて摂ること」です。

旬の野菜や果物は、水分やビタミン、ミネラルを豊富に含み、暑い季節の体調管理にも役立ちます。毎日の食事に少しずつ取り入れながら、暑い夏を元気に過ごしましょう。


あーぶれす arbres 健康相談室

「最近食欲がない」「何を食べたらよいかわからない」「健康診断の結果が気になる」など、食事や栄養に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

一人ひとりの生活スタイルに合わせて、管理栄養士が無理なく続けられる食生活をご提案いたします。