栄養コラム

#202 夏の疲れをためない食事のコツ~暑い時こそ意識したい栄養バランス~

夏の疲れをためない食事のコツ

~暑い時こそ意識したい栄養バランス~

暑さが続く8月は、食欲が落ちたり、冷たい麺類だけで食事を済ませたりしやすい季節です。

「なんとなくだるい」
「疲れが抜けない」
「食欲がわかない」

このような夏の不調は、暑さや睡眠不足だけでなく、食事の偏りが影響していることもあります。

麺類だけでは栄養が不足しやすい

そうめんや冷やしうどんは食べやすく、暑い日の強い味方です。

しかし、麺だけの食事が続くと、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しやすくなります。

次のような食材を一品加えてみましょう。

  • 冷しゃぶ
  • サラダチキン
  • ツナ
  • 冷奴
  • 納豆
  • オクラやトマトなどの夏野菜

「きちんと作らなくては」と頑張りすぎず、買ってきたものや、すぐに食べられるものを活用しても大丈夫です。

たんぱく質を毎食少しずつ

肉・魚・卵・大豆製品などに含まれるたんぱく質は、筋肉や血液、体をつくる材料になります。

暑い時期は食事量が減りやすいため、一度にたくさん食べようとするよりも、毎食少しずつ取り入れることがポイントです。

朝食なら卵やヨーグルト、昼食ならツナや鶏肉、夕食なら魚や豆腐など、食べやすいものを組み合わせてみましょう。

水分とミネラルも忘れずに

汗をかくと、水分だけでなくミネラルも失われます。喉が渇く前に、こまめな水分補給を心がけましょう。

普段は水や麦茶を基本にし、たくさん汗をかいた時には、状況に応じてスポーツドリンクや経口補水液を取り入れます。

ただし、スポーツドリンクには糖分が含まれているため、日常的にたくさん飲むのではなく、活動量や発汗量に合わせて選ぶことが大切です。

旬の食材を食卓に

8月は、トマト、なす、きゅうり、とうもろこし、枝豆、スイカなどがおいしい季節です。

旬の野菜や果物には、水分やビタミン、カリウムなど、夏の体にうれしい栄養素が含まれています。

魚や肉、卵、大豆製品と一緒に取り入れることで、食事のバランスも整いやすくなります。

管理栄養士からひとこと

食欲がない時に、無理をして完璧な食事を目指す必要はありません。

まずは、

「麺類に卵を加える」
「おにぎりに具だくさんのみそ汁を合わせる」
「冷奴やヨーグルトを一品プラスする」

など、できることから始めてみましょう。

無理なく、おいしく、少しずつ。
毎日の食事で体を整え、残暑を元気に乗り切りましょう🌿